海外送金手数料比較
海外送金は、手数料がそれなりにかかってくるものです。しかし、海外送金をする方法は色々なパターンがあります。ここでは、わかりにくい海外送金の手数料を主要な海外送金方法ごとに比較します。
海外送金に必要な手数料には概ね3つの手数料があります。
①送金を行う銀行の手数料
②両替にかかる為替手数料
③受取銀行に支払う手数料
この合計した手数料が海外送金に必要になってきます。※国によって一部税金などがかかる場合があります。
日本(円) -アメリカ(ドル)
下記は、日本にある円をドルに替えてアメリカに送金する場合の手数料を比較しています。
※情報については万全を期しておりますが、内容や効果を保証するものではありません。サービス提供各社に直接ご確認ください。
海外送金手数料比較
海外送金 方法 |
① 送金手数料 |
② 為替手数料 |
③ 受取手数料 |
---|---|---|---|
SBIレミット![]() |
1円~3万円 880円 3万円~25万円 1,480円 25万円~ 1,980円 |
非公開(推定) 1円/1米ドル |
かからない |
【法人のみ】 楽天銀行海外送金 ![]() |
1,000円 + 1,000円 + 2500円 |
非公開(推定) 1円/1米ドル |
受取銀行 による |
FX会社マネーパートナーズで外貨両替後シティバンクで海外送金![]() |
4,000円 + 2,500円 |
0.205円/1米ドル | 受取銀行 による |
シティバンク外為送金 |
4,000円 | 1円/1米ドル | 受取銀行 による |
三菱東京UFJ銀行 外国送金Webサポート |
4,000円 (三菱東京UFJ ダイレクト、テレビ窓口、同行現地法人宛で500円引) |
1円/1米ドル | 受取銀行 による |
ゆうちょ銀行口座あて送金 |
2,500円 + 20~30米ドル |
1円/1米ドル | 受取銀行 による |
みずほ銀行外国送金(仕向送金) |
5,500円 (同行現地法人宛で500円引) |
1円/1米ドル | 受取銀行 による |
キャッシュパスポート![]() |
振込金額の1% | 4円/1米ドル | かからない |
セゾンカード「パール・アメリカン・エキスプレス」![]() |
為替手数料は無料。1年間に一度でも利用すれば永年年会費無料。1ヶ月のキャッシングであれば、金利1.5%で現地ATMで現地通貨での引き出しができる。 |
海外送金で一番お得なサービスはどれでしょうか?
個人であれば、一番お得なサービスはSBIレミットと言えるでしょう。
為替手数料が銀行並みの1円/1米ドルでありながら、送金手数料が2000円未満であることがポイントです。また、このサービスは、受け取り先の銀行口座がなくても利用できるメリットもあります。受け取り銀行の口座が必要ないため、受け取り手数料も必要ないおすすめの海外送金サービスと言えるでしょう。
法人の場合は、楽天銀行の海外送金がおすすめです。
送金手数料が低いことが大きなメリット。また申込みから送金まですべて24時間利用できるインターネット上で完結できることと、206カ国の67の通貨を取り扱っているため、ビジネス利用に非常に向いている海外送金サービスなのです。
海外送金の金額が大きい場合は、FX会社を利用するのも賢い方法です。
実は、海外送金というのは、外貨に両替をしてから海外に送金することになります。この両替にかかる為替手数料がFX会社は非常に安いのです。通常銀行では1ドルの両替につき1円の手数料がかかります。100万円であれば約1万円の為替手数料がかかります。しかし、マネーパートナーズなどのFX会社の為替手数料は5分の1の1ドルにつき0.2円の為替手数料で済むのです。同じ100万円でも、約2000円の為替手数料で済むのです。そのため、FX会社で両替(コンバージョンという)をしてから、シティバンクなどで海外送金すれば、全体の費用が安く済むのです。海外送金の金額が大きくなる時は検討すべき方法です。マネーパートナーズは月一回までは出金手数料が無料なのと、コンバージョンの為替手数料が1ドルあたり0.2円と安いことでおすすめのFX会社なのです。
コンバージョンの方法
- FX会社で口座を作る
- 「口座管理」から「コンバージョン」
- コンバージョンを実行
- 海外送金をしようとしている銀行の外貨預金口座へ出金する
海外への留学や転勤などの場合は海外キャッシングの方がお得!?
海外送金は数千円ほどの手数料がかかってしまいますが、実は短期間であればクレジットカードを使った海外キャッシングの方が、海外送金よりも手数料もかからずにお得なケースがあるのです。
海外キャッシングは、為替手数料がかからずに海外のATMを利用して、「現地通貨」で引き出すことができるのです。その代わり必要なのがキャッシングの利息が発生します。しかし、1ヶ月での返済であれば1.5%の金利で済むのです。
海外送金と海外キャッシングの比較
3万円の送金の場合
海外送金 SBIレミットはこちらの場合
送金手数料 1,480円 + 為替手数料 300円 = 1,780円
海外キャッシング セゾンカードの場合 (1ヶ月後に日本で返済)
年会費 0円 + 為替手数料 0円 + 利息450円(金利1.5%) + ATM手数料210円 = 660円
と3倍もほどもコストが変わってくるのです。ただし、海外キャッシングの場合は、海外でクレジットカードがある状態でなければいけないため、海外に既にいる人に海外送金をする場合は、一時帰国時などにクレジットカードを申し込むなどをして持って行く必要があります。
海外キャッシングおすすめクレジットカード
セゾンカード「パール・アメリカン・エキスプレス」