海外送金の手続きに必要なもの
海外送金の手続きを行うに辺り、大前提として送金のための資金と、送金先相手国の銀行に送金可能な口座があることが必要となります。
またネットを通じたダイレクトサービスを利用する場合は、各金融機関・サービスに事前に申し込み、受取人の情報を登録しておく必要があります。
海外送金を行うためには店頭窓口で行う場合とネットのダイレクトサービスなどを利用する場合とで手続きに必要な物も異なります。
店頭窓口で行う場合は
- 印鑑
- 本人確認書類(運転免許証、運転経歴証明書、パスポート、各種保険証、国民年金手帳、顔写真付きの住民基本台帳カードなど身分を証明できるもの1点)
- 現金又は口座通帳などの資金
- 手数料
となります。
また海外送金を行う際には、告知書への情報の記入が必須となります。
ゆうちょ銀行や各金融機関窓口で送金の手続きを行う場合は、
- 必要書類記入用紙
- 国際送金請求書件告知書
への記入を行う必要があります。そのため送金先の情報が必要となります。
送金先の情報としては、
- 受け取り先の銀行名
- SWIFTコード(海外送金する際に必要な金融機関コード、EU圏内への場合はIBANコードも必要)
- 銀行支店名
- 銀行支店住所
- 受取人名
- 受取人口座番号
- 受取住所
- 送金先国情報
などが必要となります。また送金先国の通貨で送金を行い場合は、当日の為替レートによって変動があるので、事前に確認しておく必要があります。
インターネットを利用して海外送金を行う場合は、ネット上でサービス利用のための必要事項を入力し、サービスの利用を申し込んだ金融機関から約一週間程度で届く書類をもとに海外送金サービスの利用環境を整える準備をしておきます。
なお各種サービスを行うためには、その金融機関に口座を開設しておく必要があります。
この他事務手数料やリフティングチャージなど様々な手数料が差し引かれるため、入金する資金にはある程度余裕を持っておく必要があります。この手数料などは金融機関や資金移動業者によって異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。

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