銀行で海外送金する
海外送金の手段として最もオーソドックスなのが銀行を通じたものとなります。
普段国内銀行から他の国内銀行宛に振込みを行っている要領と同じように、海外の銀行口座あてに振り込みを行うことで送金するので非常にわかりやすい反面、手数料が比較的高額で、また手続きに必要な情報などが多いことがデメリットであるといえます。
銀行を利用した海外送金には大きく分けて
- ①窓口に直接赴いて送金手続き・入金を行う
- ②ネットバンキングを利用して送金の手続きを行う
といった2つの方法があります。
窓口に赴いて海外送金を行う場合、受付する担当者の方が海外送金に必要な書類等を手配し、またわからないことなどについて説明してくれます。
ただし郵便局などでは担当者によっては海外送金事務に慣れていない方がいる場合もあるので、注意が必要です。
銀行で海外送金する場合は手数料及び為替レート(TTSレート)に注意が必要です。一般的に銀行の海外送金手数料は3,000~5,500円となっており、また円為替手数料2,500円程度及び支払銀行手数料が発生するケースも有ります。
また入金から振り込まれるまでの所要日数も1~6日かかる場合もあるため、余裕をもって送金手続きを行う必要があります。
ネットバンキングを利用する方法としては三井住友銀行のSMBCダイレクト、三菱東京UFJ銀行のダイレクトサービス、楽天銀行の海外送金サービスが挙げられます。
これらはネットバンキングを利用して口座にあるお金を送金することが可能なため、原則24時間いつでも手続きを行うことが出来ます。
また送金手数料も窓口で行うよりも安価になり
- 三井住友銀の場合3,500円
- 三菱東京UFJ銀行の場合3,000~3,500円
で利用が可能です。またシティバンク銀行を利用した場合、窓口での手数料が4,000円に対し、ネットバンキングを利用すれば3,500円で、また前月の月間平均総取引残高が100万円を超える方であればさらに2,000円と割安になります。
この送金手数料は送金額にかかわらず一定であるため、送金額が多い場合に有利となります。さらにシティバンク銀行口座に預け入れている資産が100万円以上のシティゴールドの方は手数料が無料となります。

2013/08/01 | 海外送金方法, 銀行で海外送金する方法 海外送金, 銀行
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