銀行で海外送金の必要情報
銀行の窓口で海外送金を行うためには、あらかじめ必要情報を準備しておく必要があります。
万が一送金依頼書に記入した情報が間違っていたり、送金を行うために必要な資料が不足している場合、送金手続きが行えないといったケースも発生するため、きちんと準備をしておくようにしましょう。
海外送金を行う際に、銀行窓口にて送金依頼書に記入する必要な情報として
- ①送金先の銀行名
- ②支店名
- ③銀行番号(Institution Number、送金先がアメリカの場合ABAコード)
- ④支店番号(Transit Number)
- ⑤支店住所
- ⑥SWIFTコード
- ⑦口座名義
- ⑧口座番号
- ⑨受取人住所
- ⑩EU向けのユーロ建て送金の場合はBICおよびIBANコード
が必要となります。
ただしSWIFTコードに銀行名や国名、地域コードや支店コードなどの情報が含まれているため、これらすべての情報が必須というわけではありません。
しかし用心するに越したことはないため、送り先の銀行に関するこれらの情報を事前に確認しておき、送金手続きを行う際にはこの情報を持参していくようにしましょう。
なおSWIFTコードは世界中の銀行を識別するための金融機関識別コードとなっており、このコードが存在しない銀行への海外送金は行えません。そのため正確なコードを準備しておきましょう。コードは8~11桁の英数字で表されます。
また送金手続きに必要となる書類等もあるため、きちんと用意しておきましょう。
必要となる書類は
- ①本人確認書類
- ②送金の原資を確認できる資料
- ③送金の目的内容および受取人と送金依頼人との関係を証明できる資料
- ④受取人の英文情報、となっています。
①は運転免許証やパスポート、各種保険の被保険者証などが該当します。
②は給与を原資とする場合は給与明細などが該当します。
③は留学費用の場合留学先の学校の授業料請求書など、生活費の場合は受取人と依頼人との続柄を証明できる戸籍謄本などの資料が該当します。
④は送金依頼書に記入するために正確な情報のものを用意しておきましょう。

2013/08/15 | 海外送金方法, 銀行で海外送金する方法 必要情報, 海外送金, 銀行
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